吉野彰氏にノーベル化学賞!リチウムイオン電池開発、日本人9年ぶり受賞
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吉野彰氏にノーベル化学賞!リチウムイオン電池開発、日本人9年ぶり受賞
受賞祝福の花束を受け取り“ノーベル賞級”の笑顔を見せる吉野彰氏=東京都千代田区(撮影・古厩正樹)【拡大】 スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表した。スマートフォンなどに広く使われるリチウムイオン電池を開発し、現在の情報化社会を支える成果として高く評価された。日本出身のノーベル賞受賞は28人目で、昨年、医学生理学賞に選ばれた本庶佑京都大特別教授(77)に続く快挙。2014年以降は毎年、受賞者が出ている。 化学賞は10年の鈴木章北海道大名誉教授(89)と根岸英一米パデュー大名誉特別教授(84)以来で8人目だが、21世紀に入り日本の“量産態勢”が続く。 9日午後6時45分過ぎ、受賞者が発表されると、吉野氏は旭化成東京本社(東京都千代田区)の会見場に満面の笑みを浮かべて登場。 「突然のことだったのでうれしさよりも戸惑いが強かった」。受賞の連絡を受けた際の気持ちをこう表現した。妻の久美子さん(71)には電話で一報を入れたとし「時間が取れなかったので、とにかく決まったぞ、とだけ伝えたら、腰を抜かすほど驚いていた」と、いたずらっぽく話した。 会見では、研究者として必要なのは柔軟性とあきらめない執着心のバランスと強調。苦労を問われると「約3年間、全く売れない時期があった」と答え、笑いを誘った。 【続きを読む】
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