台湾総統、「一国二制度」拒絶 建国記念日に演説
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台湾総統、「一国二制度」拒絶 建国記念日に演説
10日、台北の総統府前で行われた「双十節」の式典で演説する蔡英文総統(田中靖人撮影)【拡大】 台湾は10日、「中華民国建国108年」を記念する双十節(建国記念日)祝賀式典を開催した。蔡英文総統が演説し「一国二制度」による台湾統一を主張する中国の習近平指導部に対して「台湾人は党派にかかわらず『一国二制度』を拒絶する」と述べ、圧力に屈しない姿勢を強調した。 蔡氏は「中国の拡張と全体主義が自由民主の価値と世界秩序を脅かしている」との認識を示し、台湾の民主や人権を守る決意を改めて表明した。 蔡氏は台湾独立志向の民主進歩党(民進党)の総統候補で、来年1月の総統選に向け「反中」姿勢を鮮明に打ち出し、支持率を押し上げている。 台湾は1912年に南京で建国された「中華民国」を正式名称としており、この年を独自の暦の元年としている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 台湾総統、「一国二制度」拒絶 建国記念日に演説