台風19号、神奈川で相次ぐ犠牲…相模原市では複数箇所で土砂崩れ

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台風19号、神奈川で相次ぐ犠牲…相模原市では複数箇所で土砂崩れ
 東日本を縦断し、13日に温帯低気圧に変わった台風19号による猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川など21河川の24カ所で堤防が決壊、住宅地などをのみ込む大規模な洪水被害が各地で発生した。土砂災害も相次ぎ、11県で33人が死亡、19人が行方不明となった。負傷者も多数に上った。孤立状態になった地域も多く、警察や消防のほか、災害派遣要請を受けた自衛隊が捜索や救助を行った。 神奈川県では、9人の犠牲が確認された。 同県警津久井署などによると、13日までに相模原市緑区で家族4人が乗っていた軽自動車が同区の串川に流された。母親(39)と小5の長女(11)が約1・5キロ下流の中州で見つかり死亡が確認された。12日夜、串川に架かる橋から家族とみられる4人の車が転落したと通報があった。県警は父親(49)と小2の長男(8)の捜索を続ける。 車が流れていくのを見たという、現場近くに住む無職男性(77)は「今まで見たことがないほどの水の量で、あっという間に流れていった」と話した。串川は相模川の支流。降雨や城山ダムの緊急放流の影響で増水していたとみられる。 同じく相模原市内では土砂崩れが複数箇所で発生。同市消防局や津久井署によると13日未明、同市緑区牧野の住宅で「うめき声が聞こえる」と避難中の近隣住民から通報があった。土砂崩れで倒壊した住宅の敷地内で住人の女性(75)の死亡が確認された。50代女性も建物の柱に下半身を挟まれていたが意識はあり、救助した。 【続きを読む】
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