韓国のチョ・グク法相辞任 親族に捜査、検察改革発表
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韓国のチョ・グク法相辞任 親族に捜査、検察改革発表
14日、辞任表明後、ソウル近郊の法務省庁舎で取材陣に囲まれる韓国のチョ・グク法相(聯合=共同)【拡大】 韓国の文在寅大統領の側近で、学校法人を巡る不正疑惑などに絡み親族が検察の捜査を受けていたチョ・グク法相が14日辞任した。辞意表明直前の同日午前、検察の捜査体制や慣行を大きく見直す改革案を発表し、自身の役割は「ここまでだ」と表明した。改革が一部進んだことを踏まえ、辞任を決断したとみられる。 また「これ以上、私の家族のことで大統領と政府に負担を掛けてはいけないと判断した」と説明した。文氏が任命を強行した「検察改革の旗手」は1カ月余りで政権を去り、政権の求心力に影響を及ぼす可能性もある。 文氏は14日、チョ法相の任命後、検察捜査で韓国社会の支持、反対両派の対立が深まったとして「非常に申し訳なく思う」と国民に陳謝し、その後チョ氏の辞表を受理した。 文氏は9月9日に公約としてきた「検察改革の仕上げ」を託すとしてチョ氏を任命した。チョ氏が辞意表明前に発表した改革案は、全国7地検にある特捜部をソウル中央地検など3地検に再編し名称も「反腐敗捜査部」に変えるなど検察の捜査権限を縮小し、容疑者の人権保護も強化する内容。案の一部は15日に閣議決定された。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 韓国のチョ・グク法相辞任 親族に捜査、検察改革発表