【宙組】真風涼帆、「サムライ魂」魅せる！１１月１５日開幕ミュージカルロマン『Ｅｌ　Ｊａｐｏｎ』

宙組大劇場公演へ、役作りと意欲を語った真風涼帆＝兵庫・宝塚市（撮影・南雲都）【拡大】 　宝塚歌劇団宙組トップスター、真風涼帆（まかぜ・すずほ）が１５日、兵庫・宝塚市内でミュージカルロマン「Ｅｌ　Ｊａｐｏｎ（エル　ハポン）　－イスパニアのサムライ－」レビュー「アクアヴィーテ！！～生命の水～」（１１月１５日～１２月１５日、宝塚大劇場）の取材会を行った。　「『比較的悩むシーンが多くなる』と先生に言われています。それと日本人とスペイン人の違いというか、サムライ魂じゃないですけど、国民性の違いだとかを出していけたらと思います」　現在でも「サムライの末孫」を自認する「ハポン（日本）」姓の人々がいるスペイン南部にあるコリア・デル・リオ。１６１３（慶長１８）年、仙台藩が同所へ派遣した慶長遣欧使節団の夢想願流剣術の名手・蒲田治道を演じる。侍らしい心情や異文化との出会いを色濃く描きあげる、和洋をミックスした娯楽作品だ。　レビューはウイスキーをテーマに構成される。「お酒がテーマなので比較的大人っぽい、格好良いショーになっていくと思います」と笑顔で話した。真風自身、ウイスキーに関して「渋い、味わいの深いイメージがあります」というようにスタイリッシュでクールなショーとなる予定だ。　東京宝塚劇場公演は来年１月３日～２月１６日。