乙武氏、教員時代のいじめ被害告白　女性教員から「みんなであんたの悪口言っている」

乙武洋匡氏【拡大】 　作家、乙武洋匡氏（４３）が２０日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜前１０・０）に出演。小学校教員を務めていたときにほかの教員から“いじめ”があったことを明かした。　同番組では、神戸市立東須磨小で起きた教員４人が後輩教員をいじめていた問題を特集。乙武氏は「氷山の一角。ここまで犯罪に近いほど、ひどいのはないですけど、教員間のいじめは、どこにでもあると思っていただいた方がいい」と話し出した。　乙武氏は小学校教員を務めていた経験がある。「ここまでひどくはないですけど」と前置きした上で、赴任した４月１日に校長から「乙武先生を快く思っていない先生方もいらっしゃるのでいろいろ気をつけてください」と忠告されたことを明かした。そして歓送迎会に参加すると「女性教員から冷たい目で『どうせ腰かけなんでしょ』」と言われたという。また、別の教室で仕事をしていると、その女性教員が来て「今、職員室のみんなであんたの悪口を言ってるわよ」と報告しに来たというエピソードを語った。　コメンテーターを務めるお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志（５６）は「乙武さんの例の事件（不倫騒動）の前の話でしょ？　後ならもっと言っていいですけど」と冗談交じりに話して笑いを誘うと、乙武も「僕も生意気な性格ですので、嫌われるのはわかっていることですけど。あえて言いに来るかね…」と苦笑い。乙武氏は教員間いじめについて“ブラックボックス”になっている職員室の透明化を訴えた。