北朝鮮国防次官が米韓批判 事態打開に「新たな案」要求

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
北朝鮮国防次官が米韓批判 事態打開に「新たな案」要求
 中国を訪問している北朝鮮の金炯竜人民武力次官(国防次官)は21日、北京で開催中の安全保障に関する国際会議「香山フォーラム」で演説した。非核化を巡る交渉が難航しているのは米韓両国が合同軍事演習を行ったためなどとし、米韓に事態打開に向けた「新たな案」を提示するよう要求した。 金氏は韓国による米国製の最新鋭ステルス戦闘機導入などを非難。昨年6月の史上初の米朝首脳会談から1年以上が経過しても交渉に進展が見られないと不快感を示し、責任は「米国の敵視政策」にあると主張した。 演説では朝鮮半島の平和体制構築の重要性を強調する一方、「非核化」には言及しなかった。 スウェーデンのストックホルムで今月5日行われた米朝実務協議が不調に終わって以降、北朝鮮は対米批判を強めている。 金氏はフォーラム出席のため17日から訪中。会議には韓国の朴宰民国防次官も参加している。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 北朝鮮国防次官が米韓批判 事態打開に「新たな案」要求