杉良太郎に「労働勲章」 ベトナム政府が30年にわたる交流・福祉活動を顕彰

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杉良太郎に「労働勲章」 ベトナム政府が30年にわたる交流・福祉活動を顕彰
労働勲章を受章した杉良太郎(中央左)。「感謝の会」には妻の伍代夏子(中央)や自民党の二階俊博幹事長(左から2人目)ら政界関係者も出席 (撮影・蔵賢斗)【拡大】  歌手で俳優の杉良太郎(75)が30日、東京都渋谷区の駐日ベトナム大使館で開かれた「杉良太郎氏 ベトナム貢献30周年感謝の会」に出席し、ベトナム社会の発展に尽力したとして「労働勲章」を授与された。1989年にチャリティー公演を開催以降、私財約18億円を投じて盲学校の支援や日本語学校を設立するなどベトナムの発展に寄与。今後は大規模な音楽祭をプロデュースする計画もあり、引き続き支援を続ける。 平和を願い、ベトナム戦争の兵士遺族のために開催したチャリティー公演以降、日本とベトナムの国際交流に貢献してきた杉。ベトナムのグエン・フー・チョン国家主席(75)からの栄誉を受けた。 節目の交流30周年を迎えての栄誉に「大抵の人はポジションや役職にこだわるが、それは自分の意思に反する。今回もいただいてよいのかと思う」と謙虚な姿勢を見せた。 労働勲章は、9月に国際交流に尽力したベトナム駐在ラオス大使館の大使が受章しているが、関係者によると、日本人の受章はまれ。 杉はこれまで私財約18億円を投じて盲学校の支援や日本語学校を設立。中古の消防車両約200台を寄付し、ベトナムに孤児ら152人の里子を持つ。7月には日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の友好事業として音楽祭「ASEAN-Japan Music Festival」をプロデュースした。 【続きを読む】
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