旭日小綬章の由紀さおり、言葉伝える歌「明確に届けたい」

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旭日小綬章の由紀さおり、言葉伝える歌「明確に届けたい」
旭日小綬章受章が決まり思いを語る歌手の由紀さおり【拡大】  政府は3日付で2019年秋の叙勲受章者を発表した。受章者は桐花大綬章1人、旭日章1005人、瑞宝章3107人で計4113人。今回最高位の桐花大綬章に伊達忠一前参院議長(80)が選ばれた。女優の泉ピン子(72)、歌手の水前寺清子(74)、由紀さおり(72)、俳優の柄本明(71)らには旭日小綬章。 唱歌「故郷」を一節歌うと、報道陣に「この歌で想像する世界は人それぞれ違う。それがすてきなこと。先人が残した歌を1、2曲は覚えて歌っていただけたら」。旭日小綬章の知らせに、次世代へ歌を伝える使命感を新たにした。 1969年に「夜明けのスキャット」でデビュー。「手紙」などがヒットし、姉の安田祥子とともに日本の童謡や唱歌を歌ってきた。澄んだ声で歌う日本語は、優しく響きが印象的だ。 「歌は言葉を伝える。言葉を明確に届けたい」と心掛ける。言葉を大事にした歌は海外にも伝わり、米バンド「ピンク・マルティーニ」との共作アルバムは世界的にヒットした。「音楽はボーダーレスで、エモーションは言葉を超えます」 一人芝居などにも挑み、「受章で背中を押していただいた。これからが試されます」と前を見据えた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 旭日小綬章の由紀さおり、言葉伝える歌「明確に届けたい」