泉ピン子、旭日小綬章に「この道一筋にやってきたことは間違いなかった」

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泉ピン子、旭日小綬章に「この道一筋にやってきたことは間違いなかった」
受章の報にも「誰が?」と信じられなかったという泉ピン子 (撮影・中井誠)【拡大】  政府は3日付で2019年秋の叙勲受章者を発表した。受章者は桐花大綬章1人、旭日章1005人、瑞宝章3107人で計4113人。今回最高位の桐花大綬章に伊達忠一前参院議長(80)が選ばれた。女優の泉ピン子(72)、歌手の水前寺清子(74)、由紀さおり(72)、俳優の柄本明(71)らには旭日小綬章。女性は旭日重光章の中山恭子元拉致問題担当相(79)ら411人で10%を占め、人数、割合ともに制度改正以降で最高となった。 東京・水道橋の東京ドームでの取材は「阪神ファンですが…」と“ピン子節”で始まった。受章の連絡に「『誰が?』と。自分とは思わなかった。びっくりしました」と振り返り、「この道一筋にやってきたことは間違いなかった」と泉ピン子は喜びをかみしめる。 18歳で歌謡漫談家としてデビューし、1975年に日本テレビ系「ウィークエンダー」のリポーターで注目。83年放送のNHK連続テレビ小説「おしん」でのおしんの母、ふじ役、TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の五月役など女優として活動の場を広げた。 両作品とも脚本家、橋田壽賀子さん(94)が手掛けた。それだけに「橋田先生に感謝です」と口に。続けて「しがみつくようにして杉村(春子)先生に教えていただいて。杉村先生と出会っていなければ役者になっていなかった」と声を震わせた。 【続きを読む】
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