日中首相、1年ぶり会談 習主席の来春訪日へ協力
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日中首相、1年ぶり会談 習主席の来春訪日へ協力
ASEANプラス3首脳会議で発言する安倍首相。中央は中国の李克強首相、右は韓国の文在寅大統領=4日、バンコク(代表撮影・共同)【拡大】 安倍晋三首相は4日午前(日本時間同日午後)、訪問先のタイ・バンコク郊外で中国の李克強首相と会談した。来春に予定する習近平国家主席の国賓来日の実現に向けて協力を進める方針を改めて確認。両首相の会談は昨年10月下旬に北京で開催して以来、約1年ぶり。首相は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の厳格履行を要請する構えだ。 両首相は安倍、習両氏が昨年10月に合意した「日中新時代」の構築に向け、関係改善の方向性を維持する方針を申し合わせる見通し。12月下旬で調整している北京での日中韓3カ国首脳会談についても協議するとみられる。 安倍首相が、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入や、北海道大の男性教授を含めた中国当局による邦人拘束、香港情勢についても取り上げる可能性がある。 日中関係を巡っては、6月に習氏が20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて国家主席就任後初となる来日を実現。10月には習氏の盟友として知られる王岐山国家副主席が来日した。一方で中国船による領海侵入は繰り返され、中国当局による日本人拘束も問題になっている。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 日中首相、1年ぶり会談 習主席の来春訪日へ協力