ナイトスクープ松本人志局長就任で視聴率20%超えへ?/芸能ショナイ業務話
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ナイトスクープ松本人志局長就任で視聴率20%超えへ?/芸能ショナイ業務話
「探偵!ナイトスクープ」の収録を行った左から増田紗織アナウンサー、松本人志、キダ・タロー【拡大】 それは10月18日のこと。大阪・ABCテレビの人気番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜後11・17)で19年間局長を務めた俳優、西田敏行(72)の口から突然、降板することが発表されたのである。事前に記者へのリリースなどの知らせは全くなく、気づいたときには日付が変わり、19日付の紙面に間に合った社はどこもいなかった。 同番組は視聴者からの悩みや疑問を探偵役の出演者が調査するバラエティー。大阪に住む私にとってナイトスクープは放送時間帯に自宅にいれば必ず見ていた。一週間の終わりにご褒美の夜更かし。そんな感覚の人は少なくないはずだ。 西田局長が降板を表明した次の日はスポーツ紙だけでなく、一般紙や通信社も反応し、ネット上では「次の局長は誰だ論争」が起こった。もちろん長寿番組(1988年3月開始)とは知っているし、コアなファンが多数いるのも知っている。モンスター番組という認識はあったが、大阪発の番組がここまで大きな影響力があるとは恥ずかしながら思っていなかった。 モンスター番組と呼ばれる理由のひとつは視聴率だろう。90年代には関西圏で、午後11時台にも関わらず30%の大台を連発。歴代最高視聴率は98年5月1日の32・2%。瞬間最高は39・1%で占拠率は53・4%と、おそらく今後見ることのない数字を打ち立てた。 局長が初代の上岡龍太郎さんから2代目の西田に代わった2001年以降も視聴率20%台をキープし続けた。テレビに対する時代の変化もあり、ここ最近では12~13%となっているが、それでも同時間帯で2桁とはすごい数字だ。 さて、西田からバトンを受けた3代目局長、松本人志(56)は「なかなかこれだけ完成した番組に乗っかかるというのはやったことがないんで、とにかく番組の邪魔にならないようにしないといけないながらも、自分のところも作っていかないといけないので。経験したことがないので、やってみないと分からないですね」と会見では緊張したようすで話していた。発表時のネットニュースや新聞各紙は大きな扱いで報じ、モンスター番組に日本を代表するコメディアンが加入することに、世間の注目度がとても高いと感じた。 となると、個人的な注目は松本局長の初回視聴率で、世間の関心の高さから久々に20%も見えてくる。前回20%を超えた回を調べてみると、16年5月27日で20・2%(占拠率40・4%)、瞬間最高24・1%。実はこの回、松本自身が依頼者としてVTR出演した回だったのである。注目を集めた今回も前回同様、視聴率の大幅アップが期待できる。 ちなみに、その回より前に20%を超えたのは14年1月21日放送の21・4%(占拠率43・5%)瞬間最高43・5%だった。 先日行われた初収録を見学させていただいたが、お世辞抜きで面白い。だまされたと思ってぜひ見てはいかがでしょうか。(わたなべ)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ナイトスクープ松本人志局長就任で視聴率20%超えへ?/芸能ショナイ業務話