カンテレ竹上萌奈アナ、オリジナルの戯曲を初執筆
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カンテレ竹上萌奈アナ、オリジナルの戯曲を初執筆
カンテレのアナウンサー朗読イベントで処女戯曲が上演されることに【拡大】 大阪・カンテレの竹上萌奈アナウンサー(27)がオリジナルの戯曲を初めて執筆し、同局アナの朗読イベント「アナウンサー朗読会」(12月8日、カンテレなんでもアリーナ)で上演されることが11日、分かった。 子供のころから読書好きだった竹上アナ。初演から18年目を迎え、今年は「おはなしの暖炉」がテーマの朗読会で上演する作品を選ぶ際、自身の祖父母をモデルにしたストーリーを書いてみたいと思い立ち、2カ月かけて執筆。 A4用紙7枚にまとめられた処女作「まんまるな君」は「朗読作品であることを意識し、文節は短く、耳に残るように文章を読み上げながら書いた」という。 認知症になった妻を優しく見守る夫の目線で書かれた老夫婦の物語。まんまるな顔立ちで勝ち気なお嬢様だった妻は認知症になって以来、夫を「じいや」と呼んで無理難題を言いつけるが、夫も妻にあわせて「じいや」を演じる。 実際、竹上アナの祖母は材木商の娘で、亡き祖父は寡黙で優しい夫だったそう。作中のエピソードは事実に基づくが、認知症になったのは祖父だった。 「祖母が明るく一生懸命に認知症の夫を介護する姿を見て、この作品を書いてみようと思いました。でも、実際の介護は大変。物語として温かい出口にしたいと、フィクションを加えました」 妻に振り回される夫の様子はユーモラスに描かれていて笑いを誘うが、妻が時折みせる“夫への不器用な愛情表現”には「夫婦の絆」が感じられる。演出を手がける劇作家で演出家、わかぎゑふ(60)も一読して、「萌奈ちゃんの、これいいやん!」と即採用を決めた。 「祖母を見て、人は何歳まで恋をしていられるのだろうという思いもありました。祖母は祖父の文句を言いながらも、祖父の前に出る時は、いつも必ず綺麗にしていました。祖父が亡くなった後も、毎朝きちんとお化粧をしてから『おはよう』と遺影に挨拶している。凄いなと思いました」と竹上アナ。「改めて自分の家族、好きな人など、大切な人がそばにいる有難さを感じていただけたら」という。 朗読会では妻を谷元星奈アナ(23)、夫を林弘典アナ(42)が演じる。朗読会の模様は12月25日午前4時29分から同局で放送。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) カンテレ竹上萌奈アナ、オリジナルの戯曲を初執筆