元契約職員が共同通信を提訴「賞与格差は不当」
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元契約職員が共同通信を提訴「賞与格差は不当」
共同通信社の国際局海外部で有期契約職員だった60代の男性が13日、正職員と賞与に格差があったほか、上司からパワハラを受け退職したとして、賃金の差額分と慰謝料計約1900万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。同日、本人と弁護士が東京都内で記者会見し明らかにした。 訴えによると、男性は正職員の記者として1984年に入社した。2000年に自己都合で退職したが、01年11月から1年更新の契約で英文記事を作成する海外部デスクとして復職。08年9月からは海外部の出稿に最終的な責任を持つ関門デスクを担当し、今年2月に退職した。 待遇面では、年2回の賞与が同じ職務の正職員の半分以下で、退職金も少なかったと主張。今年1月に上司との個人的な飲み会の席でパワハラを受けたとしている。 男性は「待遇是正を訴えたが認められなかった。若いスタッフが将来、不合理なことにならないようにと思い提訴した」と話した。 共同通信社は「訴状が届き次第、対応を検討します」とコメントしている。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 元契約職員が共同通信を提訴「賞与格差は不当」