橋田壽賀子さん、ベトナムで急病…ジェット機で日本に救急搬送「死んでもいいと思った」

橋田壽賀子さん【拡大】 　脚本家、橋田壽賀子さん（９４）が１４日放送のフジテレビ系「ノンストップ！」（月～金曜前９・５０）にＶＴＲ出演。インタビューの中で、今年２月の海外旅行中に急病で倒れ、ベトナムの病院に救急搬送されていたことを明かした。　橋田さんは２月、趣味である豪華客船での旅で「アジアクルーズ」へ。　ある夕食後、食べ過ぎによりおう吐してしまい、その後容体が急変。船が寄航したベトナムの病院でＩＣＵ（集中治療室）に入り、４日間入院することとなった。　橋田さんは「原因が分からなくて輸血ばっかりするんですよね。『死んでもいいから輸血をやめてください』って言いたいんですけど、通じないんですよ」と回顧。　橋田さんが発症したのは、おう吐で食道に圧が加わり、食道と胃のつなぎ目の粘膜が破れて出血する「マロリーワイス症候群」という疾患だったという。　その後、ジェット機で日本の病院に救急搬送。医師もついており、麻酔も効いていたためその間の記憶はないという。帰国後、東京都内の病院で１週間入院。手術などは行わずに無事退院した。　橋田さんは今回の急病体験を振り返り「これで死んでもいいと思いましたよ。何も思い残すこともないし。誰のために生きようって思う人もいないし、生きてくれっていう人もいないし。本当に天涯孤独ですから。こんなに楽に意識が飛べるならこんなにいいことはないって思いました」と語った。