香取慎吾、２０２０年１月１日にソロアルバム発売

「Ｐａｒａ　Ｆｅｓ　２０１９」後、報道陣の取材に応じた出演者【拡大】 　日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務める元ＳＭＡＰの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が１６日、東京・調布市の武蔵野の森スポーツプラザで行われた「Ｐａｒａ　Ｆｅｓ　２０１９」に出演。終了後、報道陣の取材に応じた。主なやりとりは以下の通り。　－－パラフェスを振り返り　草なぎ　「みなさん力強くて、ネバーギブアップ精神というか、どんな状況でも最後まで諦めない姿に感動した。みなさんのスポーツ精神に刺激を受けて、きょうからまた頑張ろうと思いました」　稲垣　「本当に素晴らしいフェスで、全国から多くの方々が集まって、パラアスリートとミュージシャンとが、それぞれのパフォーマンスで、お互いがお互いを支えあって、ここでしか生まれないような感動、興奮を作り出した。また、この喜びが会場を超えて、日本中に伝わって、さらにパラスポーツを盛り上げていけたらなと思います」　香取　「素晴らしいイベントでした。みなさんの思い、気持ちがパラスポーツに乗っかって、日本、世界に羽ばたくイベントだった。これが２０２０年の東京パラリンピックにつながり、その先の未来につながる熱い思いを感じました」　－－イベントで草なぎが５人制（視覚障がいの）サッカーを体験。左足でけんけんして、ボールを運ぶ独特なドリブルを披露。香取、稲垣は見ていたか。　香取　「見ていました。ドリブルもシュートもひどい」　草なぎ　「決まりましたよ、シュート」　香取　「アイマスクをしていたから、わかっていないと思うけど、キーパーはキャッチしようと思えばできるのに、手を引いていた」　草なぎ　「そんな気を使っていたの？！　ナイスなシュート決まったと思っていた…。アイマスクを取ったら、入っていたんで、やっぱり、僕やるなと思っていた。心優しいことをしてくれていたんだ」　香取　「僕は裏にいたんだけど、出ていこうかと思った。（キーパーは）手を引いているのに、『奇跡ですね』って言っていて、恥ずかしくてしようがなかった」　稲垣「僕も見ていました。僕も（運動には）自信がないので、あまり彼に対しては言えない」－－パラサポのスペシャルサポーターに定着してきた　草なぎ　「こうやって毎回イベントに参加させてもらって、会場の方の応援の熱量がどんどん上がってきている気がする。やっぱり会場のみなさんの応援が一番、選手の力になると思うので、持続してこの気持ちを来年に持っていきたい。（５人制サッカーは）音だけが頼り。普段僕、人の話を聞かないので、全ての音にもう少し関心を持って、きょうから過ごしていこうかなと思った。いろんな意味で反省しましたね。視界を奪われて、はじめて自分の弱さに気づいた。今日は宝ものを僕は拾った。一人じゃ生きていけない。きょう学んで、偉くなった。『草なぎ剛はブラインドサッカーを通して偉くなった』と書いてください」　－－パラリンピック期間中はどう関わるか　香取　「大会期間中もパラアスリートのみなさんの近くにいたいので、（選手村に）入れなくても選手村の近くにずっといます。期間中もそうですし、これからまだ２８３日。あっという間かもしれませんが、まだまだ２８３日あるので、僕らがサポーターに定着したと言ってもらいましたけど…。そんなことよりも、みなさんの中に、パラリンピックというものがもっともっと定着してほしいと思います。一人でも多くの方にパラスポーツを知ってもらえたらなと思います」　－－今年もあと少し。１年振り返って　草なぎ　「初めてファンミーティングをやって、新しい挑戦がたくさんできた１年だったと思います。今年学んだこととか、ファンのみなさまと一緒に過ごした時間とか、そういうものを自分の中で原動力にしていきたいと思います。来年も楽しんでやっていけたらと思います」　稲垣　「２０１７年に新しい地図として始めさせていただいて、がむしゃらにはやってきているんですけど、今年はもう少し地に足をつけて、落ち着いて、焦らず一つ一つの仕事に向き合って、充実したいい一年を過ごすことができた。個人としても、僕はレストランのディレクションをやらせていただいたりとか、いろんな初めての挑戦が多かった。ファンの方がついてきてくださって、一緒に夢をかなえているなという幸せを感じた。また来年もいい一年にしていきたい」　香取　「今年は絵の方で、日本で初個展をやらせていただいた。初めてのことを経験させていただき、さらにいま、ＣＤのアルバムのために、レコーディングをした。パラリンピックを一番としている中で、２０２０年１月１日にＣＤを発売します。パラリンピックのこの２０２０年に乗っかって、『２０２０　０１　０１（ニーゼロ、ニーゼロ、ゼロイチ、ゼロイチ）』の『ニワニワ、ワイワイ』。こんなお祭りの年はもうない。その始まりの１月１日にソロアルバムを出します。みなさんぜひ、ＣＤ買ってください」