【気になるあの娘】小川紗良「物作り」宣言　女優に映画監督も

　今年３月まで放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」などで注目を集めた女優、小川紗良（２３）がＡｂｅｍａＴＶの連続ドラマ「フォローされたら終わり」（日曜後１０・０）でピュアなヒロイン、ゆま役を好演している。　朝ドラでは女優、安藤サクラ（３３）演じるヒロインの娘役で好評を得たが、岡田健史（２０）の連ドラ初主演作「フォロー－」ではＳＮＳをめぐって様々な事件が勃発するサスペンスに挑戦。清楚な雰囲気がゆま役にピッタリな小川だが、「私は少しひねくれたところがあるので、ゆまからは人を信じるまっすぐさを学んでいます」とお茶目にほほえんだ。　母校の早大では映画「万引き家族」などで知られる是枝裕和監督（５７）から映画製作を学び、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭２０１６」で上映された「あさつゆ」で監督デビュー。是枝氏には「撮影では生で起きる出来事を丁寧に拾う姿勢を学びました」と感謝している。　メールマガジンも配信するなどマルチに活躍しており、「肩書きにとらわれずに大好きな物作りを続けたい」と約束。挑戦したいことに陶芸を挙げ、「日常生活に近い物作りは素敵だと思うし、何をするにせよ、人間らしさだけは忘れたくないです」と力を込めた。