沢尻エリカ容疑者、薬物使用反応出ず…尿検査の鑑定は陰性

沢尻エリカ容疑者【拡大】 　合成麻薬ＭＤＭＡを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優沢尻エリカ容疑者（３３）について、警視庁組織犯罪対策５課は２０日、尿鑑定の結果は陰性で、ＭＤＭＡなど違法薬物の成分は検出されなかったと明らかにした。　組対５課によると、ＭＤＭＡの成分は大半が使用から２、３日で体外に排出されるという。逮捕した１６日に任意で採尿し、警視庁の科学捜査研究所で鑑定していた。これまでの取り調べにＭＤＭＡの使用を認めており、同課は経緯を調べている。　捜査関係者によると、沢尻容疑者は１５日夜から東京・渋谷のクラブに行き、１６日朝に帰宅。同課は帰宅と同時に家宅捜索しＭＤＭＡを発見した。帰宅時の所持品に違法薬物はなく、「数週間前にイベント会場で知人からもらった」と説明していた。同課は押収した携帯電話を解析し入手ルートを捜査している。　沢尻容疑者は「初めて違法薬物を使ったのは１０年以上前で大麻やＬＳＤ、コカインも使った」という趣旨の供述をしている。