中国、伊藤忠社員に懲役3年「国家の安全に危害」
この記事をお気に入りに登録しませんか!
中国、伊藤忠社員に懲役3年「国家の安全に危害」
中国広東省広州市の中級人民法院(地裁)が先月15日、国家の安全に危害を与えた罪で大手商社、伊藤忠商事の40代の日本人男性社員に対し、懲役3年と15万元(約230万円)没収の実刑判決を言い渡していたことが26日分かった。日中関係筋が明らかにした。どのような行動が問題視されたのか詳細は不明。 中国では2015年以降、スパイ行為に関わったなどとして、少なくとも日本人9人が起訴されたことが分かっており、伊藤忠社員への判決でその全員に一審判決が出たことになる。 また、18年12月に懲役12年の判決を受けた札幌市の70代男性と、今年5月に懲役6年の判決を受けた日中青年交流協会の鈴木英司理事長の2人が上訴していたことも分かった。 関係者によると、日本国内で勤務していた伊藤忠商事の男性社員は広州市を訪れ、国家の安全を害したとして18年2月に同市国家安全局に拘束された。同6月に起訴され、翌月に裁判が始まっていた。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 中国、伊藤忠社員に懲役3年「国家の安全に危害」