新幹線殺傷、小島一朗被告に無期懲役 判決は18日
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新幹線殺傷、小島一朗被告に無期懲役 判決は18日
東海道新幹線で昨年6月、乗客の男女3人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂の罪に問われた小島一朗被告(23)の裁判員裁判の論告求刑公判が9日、横浜地裁小田原支部であり、検察側は「一生刑務所に入りたいという身勝手な動機による凶悪な無差別殺人」として無期懲役を求刑した。弁護側は「過剰に重い刑を科すべきではない」と主張し結審。判決は18日に言い渡される。 検察側は論告で「走行中の新幹線内での事件で、誰もが被害者になり得た悪質な犯行態様だ」と指摘。止めに入った男性に78カ所の傷を負わせ殺害しており「極めて強固な殺意に基づく残虐な犯行で、反省の態度はみじんもない」と非難。死刑求刑も検討したが、パーソナリティー障害が動機に影響したことなどから無期懲役が適当と主張した。 弁護側は最終弁論で、検察の論告に異議はないとした上で、被告が今後、反省することも期待できると訴えた。小島被告は最終意見陳述で「有期刑だったら出所後に必ず人を殺す。刑務所で更生することは全くない」「無期懲役になれば、二度と出てこられないよう努力する」と話した。
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