イランが報復攻撃 イラク米軍基地にミサイル十数発以上

イランが報復攻撃 イラク米軍基地にミサイル十数発以上
トランプ米大統領、イランの最高指導者ハメネイ師(いずれもゲッティ=共同)【拡大】  イランは8日未明(日本時間同日午前)、米軍が駐留するイラクの空軍基地など2拠点を十数発の弾道ミサイルで攻撃した。国営イラン放送や米国防総省が明らかにした。米軍によるイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官殺害に対する報復。大規模反撃を警告してきたトランプ米大統領は対応に言及しておらず、8日午前(日本時間8日夜から9日未明)に声明を発表する。 米メディアによると、中西部アンバル州のアサド空軍基地に10発、北部アルビルの基地に1発が着弾。米側の死者は確認されておらず、米軍が被害状況を調べている。 イラン国営テレビによると、同国は攻撃を「殉教者ソレイマニ作戦」と命名。イラン最高指導者ハメネイ師は報復を予告していた。 革命防衛隊幹部は、ミサイル攻撃は「(報復の)第1段階だ」とした上で、米軍は中東からの撤退を検討すべきだと訴えた。一方で、イランのザリフ外相はこの日の攻撃について「均衡の取れた自衛措置を実行し完了した」とツイートした。(共同)
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