東京都の小池百合子知事は23日、臨時に記者会見し、新型コロナウイルス特別措置法の緊急事態宣言後に問題化しているスーパーの密集解消策として、買い物を3日に1回程度とするよう都民に求めた。商店街が一体で自主休業に取り組んだ場合の奨励金交付も表明。感染者数の最も多い都内での身近な「3密(密集、密接、密閉)」回避につながるかどうか注目される。国際政治学者の三浦瑠麗氏の話「小池百合子東京都知事の発言を聞いていると、強制することが目的化しているように感じる。日本社会はこれまで危機に直面した時、現場の工夫で乗り越えてきた。知事は今回、混雑緩和策として3日に1回の買い物などを示したが、首長がわざわざ言うようなことなのか。3月後半に知事がロックダウン(都市封鎖)を口にし、スーパーなどで買いだめが起きた。知事の権限は大きく、発言によって経済活動が立ちゆかなくなったり、生活が損なわれたりする人もいる。知事はそういう想像力が欠けているのではないか。混雑緩和の呼び掛けはメディアがしっかりやればいいことだ」
三浦瑠麗氏、小池都知事の“買い物3日に1回”要請に「首長がわざわざ言うことか」
三浦瑠麗氏、小池都知事の“買い物3日に1回”要請に「首長がわざわざ言うことか」
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