沖縄・首里城復興の基本方針発表 正殿早期復元目指す

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沖縄・首里城復興の基本方針発表 正殿早期復元目指す
 沖縄県の玉城デニー知事は24日の記者会見で、火災で焼失した首里城(那覇市)の復興基本方針を発表した。正殿の早期復元と過程の公開、防火設備の強化、文化財の復元、周辺地域の段階的整備などを盛り込んだ。 方針を具体化するための基本計画を本年度中に策定する。玉城氏は「復興に向けて歩みを止めず、取り組みを進める」と強調した。 県の有識者懇談会が3月に公表した骨子案を基に取りまとめた。有識者懇では、首里城地下にある旧日本軍第32軍司令部壕の一般公開を求める意見もあったが、県は、壕内は酸素が足りず崩落の危険もあるため、公開は難しいと指摘。玉城氏は「歴史的事実を後世に継承するため、県が責任を持って保存と活用に取り組むべきだ」と述べ、ジオラマや仮想現実(VR)を活用する考えを示した。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 沖縄・首里城復興の基本方針発表 正殿早期復元目指す