大阪モデル「黄信号」発進 1週間で解除、10人感染

大阪モデル「黄信号」発進 1週間で解除、10人感染
 大阪府は8日、新型コロナウイルス対策で実施している外出自粛要請や休業要請の解除に向け、独自基準(大阪モデル)に基づく現状評価の公表を始めた。信号機に見立てた「緑、黄、赤」の3色で、初日は目標達成の「黄」でスタート。14日まで1週間連続で達成すれば「緑」に変わり、段階的に解除する予定だ。 大阪モデルは(1)感染経路不明者が10人未満(2)PCR検査で陽性になった人の割合が7%未満(3)重症患者用の病床使用率が60%未満-の三つの基準で構成。(1)と(2)は直近7日間の平均値で判断する。8日は新たに男女10人の感染が確認され、(1)3・71人(2)2・7%(3)30・9%と、いずれも基準を満たす結果になった。 府は公式ホームページで信号の色を表示。三つの基準のうち一つでも達成できなければ赤、全て達成すれば黄、黄が1週間以上続けば緑になる。 吉村洋文知事は記者団に、14日までこの状況が続けば「15日に対策本部会議を開いて(解除の)判断をする」と話した。早ければ16日にも一部の休業要請が解除される可能性がある。 8日に発表した感染者のうち1人は4月13日の検査で陽性が判明したが、保健所の報告漏れで集計が遅れた。感染疑いの人のPCR検査は460件実施され、陽性となった人の割合は2・2%。経路不明は4人だった。
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