1983年の愛くるしいインタビューカット。当時は学園祭に引っ張りだこで、高校生活の思い出を語っていた
女優デビューを飾った同年のTBS系「高校聖夫婦」で大ブレークし、芸能界に彗星(すいせい)のごとく現れた美少女は、当時は伊藤麻衣子の芸名で、栗色の髪にふっくらした頬がかわいらしい純情派。84年のTBS系主演ドラマ「不良少女とよばれて」では一転、ド派手メークの不良少女を熱演して話題になった。
86年のインタビューでは「歌でデビューしたけど、アイドル歌手といわれるのがあまり好きじゃなかった。ドラマでは個性の強い役を希望した」と女優魂を見せていた。
2000年代に入るとバラエティーなどに活躍の場を広げ、10年には早大人間科学部eスクール健康福祉科学科でロコモティブシンドロームを予防するロボットを研究。16年から同大大学院博士後期課程に在学し、番組制作会社の社長も務める敏腕ぶりで、女優兼インテリ実業家として脚光を浴びている。