抗体・抗原検査導入、都が検討 小池知事、国に支援要請

抗体・抗原検査導入、都が検討 小池知事、国に支援要請
西村経済再生相との会談後、取材に応じる東京都の小池百合子知事=11日午後、東京都千代田区【拡大】

 東京都の小池百合子知事は11日、新型コロナウイルスへの感染の有無を短時間で調べることができる「抗体検査」と「抗原検査」の導入に向け、都として検討を進める考えを示した。政府の新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生担当相と都内で会談後、報道陣の取材に答えた。 抗体検査は感染から一定期間たった後に体内にできる抗体を血液から探し、抗原検査はウイルスに特有のタンパク質(抗原)にくっつく物質を使って患者の検体中にウイルスがいるかどうかを調べる手法。 小池氏は「PCR検査だけでなくて抗原や抗体検査の有効性も指摘されている。それぞれの特徴を生かした検査を進めていきたい」と説明。導入を目指し国に支援を要望したと明らかにした。 政府による緊急事態宣言の解除に関し、どのような基準や数値で判断するかをできるだけ早期に都に伝えるよう求めたことも明らかにした。

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