日本でも生まれつき髪の毛の色が薄い生徒に、茶髪にしているように見えるから、地毛であっても黒く染めるよう強制させる学校側の理不尽な指導が問題になっています。
とにかく、なぜそれを禁止しているのかわからないブラック校則というものは、簡単にはなくなりません。
ただ、かつてに比べると教師が体罰など暴力を振るうことがなくなっているので、次第に改善はしているのかも知れません。
お隣中国はどうかといえば、まだまだ教師の権威が強い地域もあります。
とりわけ中国の学校で問題になるのは、生徒の化粧。
中国では若い世代の化粧に対する忌避感を持つ大人も多いのです。
中には若者の化粧を「幽霊と同じ」とまで厳しく表現する人もいます。
そんな中国の学校での生徒への指導の様子が動画で拡散しました。
貴州省の山水県にある中学校で行われた指導は、化粧をしてきた生徒に対して学校に入る前に無理矢理に化粧を落とすというものです。
それも男性教師がバケツの水を、雑巾のような布を浸して並んでいる生徒の顔をゴシゴシやるというなかなか物騒なもの。
動画では、男性教師が嬉しそうな顔をしながら生徒の顔を洗っている様子が収められています。
この動画が拡散されると、すぐさまネットに怒りの声が爆発しました。
同時に、中学生が化粧をする行為をどう考えるかも議論になっているのです。
日本とはレベルが違いますが、中国でも「ブラック校則は時代錯誤」という考え方が浸透しているようです。
中国でもブラック校則は時代錯誤。女生徒の化粧をバケツの水で落としたパワハラ教師が大炎上【中国ニュース】
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