田代まさし被告「志村さんの死を無駄にしない」控訴審初公判で言及

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田代まさし被告「志村さんの死を無駄にしない」控訴審初公判で言及
田代まさし被告【拡大】

 覚醒剤取締法違反などの罪に問われ一審仙台地裁で有罪判決を受けた元タレント、田代まさし(本名政)被告(63)は30日、仙台高裁の控訴審初公判に出廷した。被告人質問で、かつて共演したタレント、志村けんさんが新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したことに言及し「志村さんの死を無駄にしない」と述べた。 志村さんの人気コント番組が田代被告の出演シーンを含めて動画配信され、収益が日本赤十字社に寄付されていることについて「志村さんと同じように社会貢献できていると思う」と話した。 田代被告は一審判決後の3~6月、再犯防止に向けて入院治療を受けたといい、「薬よりも大切な事があったと改めて確信した」と述べた。弁護人などによると、現在は茨城県鹿嶋市の施設で生活している。 弁護側は懲役2年6月、うち懲役6月は保護観察付き執行猶予2年とした一審判決からの減軽を訴えた。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は7月29日。 一審判決によると、昨年11月、東京都杉並区の当時の自宅で覚醒剤を注射するなどした。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 田代まさし被告「志村さんの死を無駄にしない」控訴審初公判で言及