橋下徹氏「これだけ圧勝したのは重い」　都知事選の結果を語る

　元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏（５１）が６日放送のＴＢＳ系「グッとラック！」（月～金曜前８・０）にリモート出演。５日に投開票された東京都知事選で、現職の小池百合子氏が再選したことについて言及した。　小池氏の得票数は３５０万票を超え、前回の約２９１万票を上回る圧勝だった。この結果について、橋下氏は「都民がこういう判断をしたわけですから重いですよ」とコメント。　東京都選挙管理委員会によると、投票率は５５・００％だったが、「投票率だってね、低くなったって言ったって５５％ですよ。大阪市長選挙なんか、僕がやったときには６０％までいきましたけど、それ以前は３０％前半ですよ」と今回の投票率が決して低くはない数字だとし、「５５％の投票率の中でこれだけ圧勝したのは重い」と繰り返した。　また、番組では小池氏が２０１６年都知事選で掲げた公約「７つのゼロ」が未達成であると批判する意見を紹介したが、橋下氏は小池氏の公約は「７つのゼロ」以外にもあると指摘。「政治家の掲げる公約はある意味、方向性なんですよ。それを２年や３年で全部実現できる話じゃない」と主張し、自身の政治家時代の経験を引き合いに「ゼロになってないから全部駄目だっていう話じゃないですよ」と語った。