“新体制”から1年…岐路に立たされていたジャニーズの行く末が見えた

“新体制”から1年…岐路に立たされていたジャニーズの行く末が見えた
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 昨年7月9日に創業者のジャニー喜多川氏(享年87)を失い、岐路に立たされていたジャニーズ事務所の行く末がTOKIO独立に見えた。 藤島ジュリー景子社長(54)、元タッキー&翼の滝沢秀明副社長(38)体制になってもうすぐ1年を迎えるが、元SMAPの中居正広(47)をはじめ、関ジャニ∞から錦戸亮(35)、NEWSから手越祐也(32)が退所。そして今度は長瀬が…。 トップアイドルに君臨し続ける所属タレントたちが次々と不惑(40歳)を超える現実の中で、彼らをどうマネジメントしていけばいいのか、事務所の課題だったはず。 「これからはレールを敷いてもらうのではなく、自分たちが先頭に立って敷いていく」。国分が発した言葉が体現するように、結束力が固くプロデュース能力にたけたTOKIOがその答えを出し、先陣を切った。 後進の育成に心血を注ぐ滝沢副社長よりも年齢が上のグループは今後、事務所内独立を果たす可能性が高い。国分は後輩たちに独立を奨励はしなかったが、「怖がらずに進むことは、まねてほしい」と力を込めた。 育成と事務所内独立の2極化経営は、今後の芸能プロのモデルケースにもなりうる。TOKIOの今後が芸能界の未来を占う指針になるといったら大げさか。(文化報道部編集委員・山下伸基)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) “新体制”から1年…岐路に立たされていたジャニーズの行く末が見えた