相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件は26日、発生から4年を迎えた。建て替え工事が進む施設の敷地内に設置した献花台で、市民らは犠牲者を追悼。元職員植松聖死刑囚(30)の裁判員裁判は3月に終結し、関係者からは事件の風化を懸念する声も上がる。 入所者は現在、横浜市港南区にある仮移設先などで暮らす。神奈川県は事件現場跡地と仮移設先周辺の2カ所にそれぞれ定員66人の新施設整備を進めており、2021年度には受け入れ開始の見通し。 事件は16年7月26日未明に発生。横浜地裁は20年3月16日、死刑判決を言い渡した。弁護人は控訴したが、死刑囚自ら取り下げ、刑が確定した。
相模原45人殺傷「やまゆり園事件」から4年 犠牲者悼む
相模原45人殺傷「やまゆり園事件」から4年 犠牲者悼む
建て替え工事が進む「津久井やまゆり園」の施設=25日、相模原市緑区【拡大】
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