衝突3人死傷、強い殺意か 現場にブレーキ痕なし

衝突3人死傷、強い殺意か 現場にブレーキ痕なし
 愛知県豊橋市の県道で交通誘導をしていた警備員らに車が突っ込み3人が殺傷された事件で、現場にブレーキ痕がなかったことが28日、捜査関係者への取材で分かった。殺人未遂容疑で現行犯逮捕された住所、職業不詳の男(27)の乗用車が追突した軽トラックは、中央付近がへこみV字に変形し、中央分離帯を乗り越えて対向車線まで押し出されており、豊橋署は強い殺意があったとみて調べる。 県道は片側2車線で、当時は中央分離帯寄りの車線を規制して分離帯の除草作業が行われていた。容疑者の車は、作業に伴い車の誘導をしていた同県田原市の警備会社社員夏目喜生さん(46)をはね、停車していた作業用の軽トラックの後部に追突した。夏目さんが死亡し、軽トラックがぶつかった除草作業中の男性2人が骨折などの重傷を負った。 捜査関係者によると、青野容疑者の車は浜松ナンバーで、免許証には静岡県内の住所が記載されていた。意味不明の言動もしているといい、同署は刑事責任能力の有無についても慎重に調べる。
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