俳優、斎藤工(38)が主演する映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」(岩井俊二監督)が、31日から全国のミニシアターで順次公開される。 斎藤演じる主人公が、コロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を通販で買い、インターネットで仲間と情報交換をしながら怪獣を育てていくというストーリーだ。 新型コロナウイルスとの戦いが続く中でも、最新作をファンに届けようという思いで作られた一作に、のん(27)、武井壮(47)、穂志もえか(24)、樋口真嗣(54)と豪華キャストが集結した。 「『失』という文字を新型コロナは与えているが、失うだけでなく作品が生まれているというひとつの実態がこの作品。コロナ禍がなければ、このメンバーで作品を作ることはできなかったと思う」と斎藤。ほぼ全編がリモート撮影という特殊な条件に挑戦したことの意義を強調した。 売り上げの一部をミニシアター支援にあてるほか、8月7日からオンライン上映も実施予定。ポストコロナ時代の映画スタイルのモデルケースとしても注目されそうだ。 ◇ 劇中に登場するカプセル怪獣のフィギュア7種類を一部劇場とオンラインで発売予定。詳細は公式HPで順次発表。
映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」31日公開
映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」31日公開
28日に行われた公開直前イベントで、斎藤ら出演陣が作中にも登場するマスクのフィギュアを手に登壇した=東京・東新橋【拡大】
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