東京、コロナ死亡率は5・2% 80代で3割

東京、コロナ死亡率は5・2% 80代で3割
 東京都は31日、6月末までの新型コロナウイルスの感染者計6225人のデータを分析した結果、死亡率は5・2%だったと発表した。高齢者ほどリスクが高い傾向がみられ、70代では17・0%、80代で30・2%、90代では33・9%だった。平均年齢は79・3歳。多くは糖尿病や高血圧など何らかの基礎疾患があった。 ただ、都内では7月に感染者が急増し、1カ月間で総数が約2倍の1万2691人に上った一方で死者は7人にとどまり、7月のデータを加味すると全体の死亡率は半分程度下がるとみられる。 都によると、6月末までの感染者は年代別で20代が最も多く22・2%。70代は8・8%、80代は6・0%、90代は2・9%。性別では男性が58・3%で女性より多かった。 亡くなったのは325人。平均年齢は女性が82・9歳、男性が77・1歳で差が出た。年代別の死亡率は40代まではいずれも1%未満。50代が1・8%、60代で5・5%だった。感染経路を見ると、医療機関や福祉施設が51・7%を占めた。35・7%は経路不明だった。 死者のうち発症日が分かっている153人について分析すると、約半数が発症から2週間以内に亡くなっていた。死亡までの平均日数は17・1日だった。
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