藤井棋聖、王位戦3連勝で2冠に王手/将棋

藤井棋聖、王位戦3連勝で2冠に王手/将棋
王位戦第3局を制し、王位奪取まであと1勝に迫った藤井聡太棋聖=5日午後、神戸市北区(日本将棋連盟提供)【拡大】

 将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む王位戦七番勝負第3局は5日、兵庫県神戸市の中の坊瑞苑でさされ、藤井棋聖が149手で木村王位を破った。今シリーズ3連勝とし、王位奪取に王手をかけた。 ここまで2連勝を挙げ第3局に先手で臨んだ藤井棋聖。4日の第1日は木村王位と相矢倉で激突し、46手目で木村王位の封じ手となった。第2日は封じ手の2三歩でスタート。藤井棋聖は中盤から優位に進め、終盤で一気に攻めきった。 3連勝となった藤井棋聖は、棋聖位に次ぐ2つ目のタイトル獲得に王手をかけた。2冠となれば「タイトル2期獲得」の規定を満たし、八段に昇段。加藤一二三・九段(80)が持つ最年少八段記録を更新する。 第4局は19、20日に福岡市の「大濠公園能楽堂」で行われる。

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