香港、民主活動家の周庭氏保釈 国安法違反容疑、4度目の逮捕「最も怖かった」

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香港、民主活動家の周庭氏保釈 国安法違反容疑、4度目の逮捕「最も怖かった」
11日、保釈後に香港の警察署前で会見する周庭氏(撮影・藤本欣也)【拡大】

 香港メディアによると、香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で10日に逮捕された香港の民主活動家、周庭氏が11日夜、保釈された。周氏は保釈された警察署の外で記者団の取材に応じ「これまで香港の社会運動に参加してきて4回逮捕されたが、最も怖かった。起訴されるのかどうか分からないが、パスポート(旅券)も没収された」などと語った。 周氏は、外国政府に香港への制裁を訴えていたとして、外国勢力との結託により国家の安全に危害を加えた罪を犯した疑いがかけられたという。 香港のテレビ局TVBによると、周氏は逮捕された他の男性2人とともに、インターネット上で外国政府が香港に制裁を加えるよう働き掛けた容疑とされる。香港警察は10日の発表で、容疑事実は、6月30日の国安法の可決後も行われていたと強調していた。 また同様に国安法違反容疑で逮捕された香港紙、蘋果日報のグループ創始者で民主派の黎智英氏や幹部らは、周氏ら3人に100万香港ドル(約1400万円)以上の資金援助をした疑いをかけられているとTVBは伝えている。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 香港、民主活動家の周庭氏保釈 国安法違反容疑、4度目の逮捕「最も怖かった」