日航機墜落事故から35年、520人に祈り 遺族慰霊登山

FavoriteLoadingこの記事をお気に入りに登録しませんか!
日航機墜落事故から35年、520人に祈り 遺族慰霊登山
 乗客乗員520人が犠牲となった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から35年となった12日、遺族らが墜落現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に慰霊登山した。今年は台風被害と新型コロナウイルスの影響を考慮して、12日を含む数日間は遺族と関係者のみの入山とし、例年より少ない人数が、照りつける日差しの中でマスクを着用して山を登った。 次男健君=当時(9)=を亡くした、遺族らでつくる「8・12連絡会」事務局長の美谷島邦子さん(73)は山道の途中で何度も休憩しながら登山。日航の赤坂祐二社長も正午前、尾根に登り昇魂之碑に手を合わせた。 御巣鷹の尾根に向かう登山道は、昨年10月の台風19号により各地で崩落が起きた。コロナ禍で遺族や関係者が大勢集まる慰霊登山は実施が危ぶまれたが、登山道は仮復旧を終え、慰霊登山は日程を分散する形で実現した。 発生時間の午後6時56分に合わせ、例年12日夕に上野村の「慰霊の園」で開かれる式典は、今年は村と日航の関係者らで行い、遺族は参列しない。参加できない遺族らのため式の様子をライブ中継する。村のホームページから視聴できる。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 日航機墜落事故から35年、520人に祈り 遺族慰霊登山