アシックス、過去最大の通期赤字へ 店舗休業響く

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アシックス、過去最大の通期赤字へ 店舗休業響く
 スポーツ用品大手のアシックスが13日発表した2020年6月中間連結決算は、純損益が62億円の赤字(前年同期は55億円の黒字)に転落した。中間期の赤字計上は、四半期業績を公表し始めた08年以降で初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で店舗を臨時休業したことが影響した。通期では、過去最大となる220億円の赤字(前期は70億円の黒字)と予想した。 本業のもうけを示す6月中間期の営業損益も38億円の赤字(前年同期は85億円の黒字)だった。今夏に開催が予定されていた東京五輪・パラリンピックの協賛金もかさんだ。 広田康人社長はウェブでの記者会見で、業績改善に向けて海外の不採算店舗の閉鎖を検討していることを明らかにした。国内の直営店に関しては「コロナ禍が過ぎれば元に戻る。再編は考えていない」と語った。 売上高は前年同期比21・5%減の1468億円だった。このうち約3割を占める「日本」が24・0%減で、「北米」は27・1%減、「欧州」は20・5%減だった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) アシックス、過去最大の通期赤字へ 店舗休業響く