小池都知事、虹ステッカー店でクラスター発生「店側と利用する側、両方の意識高めて」

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小池都知事、虹ステッカー店でクラスター発生「店側と利用する側、両方の意識高めて」
記者会見に臨む小池百合子知事=都庁【拡大】

 東京都の小池百合子知事(68)が14日、都庁で定例会見を開いた。新型コロナウイルス感染防止対策を取っていることを示す、虹をシンボルとした都のステッカーを掲示している店でクラスター(感染者集団)が発生したことについて言及し、「店側、利用する側、両方の意識を高めて」と述べた。 報道陣との質疑応答のなかで、ステッカーを掲示していた江戸川区のフィリピンパブで客と従業員計8人が集団感染していたことを受けて「(ステッカー掲示店で)クラスターが散見されると、ステッカーの信頼性、イメージダウンの恐れもある」と指摘されると、小池氏は「ステッカーを掲示した店については、どの地区でどの店が掲示しているか、店の努力に報いるという形も込めて、どの場所にということをマッピングでお知らせしている。それにより、その店・施設がきちんとやっているというPRになると思うので、プラスの効果も生まれてくることを期待している」と意義を強調。一方で「なかにはいろんな通報もあり、それらを参考にして進めてきたというところもある。掲示には感染防止策を講じることが大前提」とステッカー掲示店舗に求めた。 また「今回の例でみても、客側から『フェースシールドを外せ』などの声があったという報道もあった」とも述べ、「そういったことで言うと、店側と利用する側、両方の意識を高めることで、本来の目的である感染の拡大を防ぐということにつながってくる」と訴えた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 小池都知事、虹ステッカー店でクラスター発生「店側と利用する側、両方の意識高めて」