重油流出の貨物船、ネット接続のため島接近か モーリシャス紙報道

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重油流出の貨物船、ネット接続のため島接近か モーリシャス紙報道
モーリシャス島沖で座礁した日本の貨物船(lexpress.mu提供・共同)【拡大】

 インド洋のモーリシャス島沖で発生した日本の貨物船の重油流出で、地元紙は14日までに、複数の乗組員が地元警察の調べに対し「座礁前、Wi-Fi(ワイファイ)に接続しインターネットを利用するため島の近くを航行した」と話していると報じた。警察関係者が明らかにしたという。 一方、米誌フォーブスは航路を追跡した衛星データを基に「速度を落とさず11ノット(時速約20キロ)で島に直進していた」と伝えており、乗組員が島への接近を認識していなかった可能性を示唆。警察は船内から航行記録を押収し、座礁した原因を慎重に調べている。 地元紙によると、事故直前、乗組員の誕生日会を開いていたとの供述もあるという。 貨物船を保有する長鋪汽船(岡山県)が乗組員20人全員を手配していた。出身国はインド3人、スリランカ1人、フィリピン16人で船長はインド人。全員救助され無事だった。 商船三井がチャーターし、中国からシンガポールを経由してブラジルに向かっていた。現地時間7月25日に座礁し、8月6日に燃料の重油が漏れ出した。(共同)

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 重油流出の貨物船、ネット接続のため島接近か モーリシャス紙報道