渡哲也さん訃報に悼む声相次ぐ　宍戸開「また一人日活俳優が…」

　「大都会」「西部警察」など数々のドラマや映画で存在感を示した俳優、渡哲也さんが１０日に肺炎で死去していたことが１４日、分かった。７８歳だった。この日、近親者のみで密葬が営まれた。　日本を代表する大スターの訃報に、芸能界から悼む声が相次いだ。　渡さんと同じ日活出身の父・錠さん（享年８６）を今年１月に亡くした俳優、宍戸開（５３）はツイッターで「”また一人日活俳優がなくなりました…”　慎んで渡哲也さんのご冥福をお祈りいたします」と追悼。　テレビ朝日系ドラマ「おいしいごはん　鎌倉・春日井米店」で共演したお笑いコンビ、ドランクドラゴンの塚地武雅（４８）はツイッターで同作での共演に触れ、「ある日、渡哲也さんに前室で『塚地君、ちょっと！』と呼ばれ、僕のお芝居が良くなかったのか…？怒られると思いながらむかうと新聞のミス・ユニバースの各国の代表の写真を見せて『塚地君はどの子がタイプ？』と。茶目っ気たっぷりの面白い方で」と故人の人柄をしのんだ。　俳優、八嶋智人（４９）も「『西部警察が大好きで、小樽の裕次郎記念館と石原プロワールドに行き、裕次郎さんとプリクラ写真を撮ったんです！』と言ったら、その写真に渡さんがサインして下さった」と写真とともにツイート。「不思議な宝物も渡さんのお人柄。大切にします」と故人に誓い、「ご冥福をお祈り致します。寂しいなぁ」と悲しんだ。