平均年齢３２歳のＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚ、学園ドラマに初挑戦！　「ワンモア」主演、全国に配信予定

平均年齢３２歳にして学園ドラマに挑戦する左から戸塚祥太、橋本、塚田、河合、五関晃一【拡大】

　男性５人組、Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚが来年に名古屋ローカル、メ～テレで放送および全国配信予定の連続ドラマ「ワンモア」に主演することが１４日、分かった。Ｊｒ．時代に満足な高校生活が送れなかった平均年齢３２歳のメンバーが、念願だった学園ドラマに初挑戦。トレードマークの金髪を黒く染めた塚田僚一（３３）は「後ろ姿だとメンバーにも気付いてもらえません…」と悩みながらも役作りに全力投球している。　ジャニーズ屈指の身体能力を誇り若々しいＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚが、１０代で味わえなかった青春をドラマで謳歌する。　「ワンモア」は夜間定時制高校が舞台で、５人の若者がそれぞれ事情を抱えながらも、他人の人生と触れ合うことで自らと向きあい、成長するオリジナルストーリー。河合郁人（３２）は教師役だが、他４人の役柄はベールに包まれている。　Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚが学園ドラマに初出演するきっかけとなったのは、昨年４月に主演したメ～テレドラマ「ぼくらのショウタイム」の会見。橋本良亮（２７）が「次は学園ドラマがやりたい」と発言し、メンバーの年齢を考慮した榊英雄監督（５０）が「定時制だな」と提案していた。　橋本は「僕の一言で始まった企画。今までの仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています」と告白。金髪がトレードマークの塚田は２０１７年の主演舞台「サクラパパオー」以来の黒髪を披露するが「後ろ姿だと気付いてもらえない不安はあります」と早くも壁にぶつかっている。　教師役の河合は「それぞれが主役になる瞬間があるので、見る方がどの役に感情移入しても楽しめる」と安定感抜群のコメント。グループ最年長の五関晃一（３５）は「学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ、ということに気付いていただければ」と呼び掛けた。　戸塚祥太（３３）は「５人のチーム戦！」と今月末のクランクアップを目指して奮闘中。あっと驚く“アクロバット”な学園ドラマを届ける。　◆定時制高校の作品　定時制高校を題材にした作品は、１９９３～２０００年に計４作が公開された山田洋次監督（８８）の映画「学校」が有名。０２、０３年に香取慎吾（４３）が主演したフジテレビ系「ＨＲ」や、１４年に観月ありさ（４３）が主演したＴＢＳ系「夜のせんせい」では、２人が演じた教師が生徒たちに寄り添う姿が話題となった。