石原良純、生放送で涙ぐみ「渡さんが言ったことを守っていくだけ」

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石原良純、生放送で涙ぐみ「渡さんが言ったことを守っていくだけ」
石原良純【拡大】

 俳優、渡哲也さん(享年78)の訃報から一夜明けた15日も、芸能界から悲しみの声が相次いだ。石原裕次郎さん(享年52)のおいで、1982年から89年まで石原プロモーションに在籍していたタレント、石原良純(58)はテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・0)に生出演。涙ぐみながら思い出を語り「渡さんが言ったことを僕らは守っていくだけ」と声を震わせた。 大先輩の訃報に良純は悲痛な声を上げた。 かつて石原プロに在籍し、1983年のテレビ朝日系「西部警察 PART-III」で渡さんと共演。公私ともに親交があった良純は、MCを務める同局系「週刊ニュースリーダー」で「昨日(14日に訃報を)知ったんです」としんみり。石原プロで一番下だった20歳の頃に渡さんから「お前はいつも明るいところがいい」と言われたことを明かし、「(当時は)暗い顔をしていた。明るくいろよって言ってくださっていたのかもしれない」と声を震わせた。 TOKIO・城島茂(49)から「渡さんはどういった存在でしたか?」と聞かれると、「圧倒的に怖いですね」と苦笑いしつつも、「その怖さと同じくらい優しいんですよ。怖さというより厳しいかな。そういう風に僕ら若い者に接してくれる。叱ってくれる。気にかけてくれていた」と感謝した。 最後に言葉を交わしたのは昨年10月。テレビ出演する良純を見た渡さんから電話があり、「『良純、頑張ってるな』と声をかけてくれた。何かの時に電話してもらえるのってものすごくうれしいじゃないですか」と故人の優しさがうかがえるエピソードを紹介した。 14日に渡さんの強い希望で葬儀を家族だけで執り行ったことを聞いた際、兄貴分の俳優、舘ひろし(70)に電話をしたことも告白。舘から「良純、それは上が決めているんだぞ。僕らがどう思おうと上が決めているんだから、その中で整理をつけていくもんだ」と言われたといい、「舘さんも、もちろん寂しかったでしょうし、僕も本当に(お別れ会など)何もないのかなと信じられないところがある。でも、社長がいて渡さんが言ったことを僕らは守っていくだけ。そういうものだと教わりました」と涙を浮かべてしのんだ。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 石原良純、生放送で涙ぐみ「渡さんが言ったことを守っていくだけ」