芥川、直木賞の贈呈式 受賞者3人がスピーチ

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芥川、直木賞の贈呈式 受賞者3人がスピーチ
 第163回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が28日、東京都内で開かれ、「首里の馬」の高山羽根子さん(45)と「破局」の遠野遥さん(29)に芥川賞が、「少年と犬」の馳星周さん(55)に直木賞がそれぞれ贈られた。 黒いドレス姿で登壇した高山さんは、新型コロナウイルスの感染拡大に触れた上で「これから先、何年書くことができるか考えることもある。書ける間は縛られた手をほどいてでも、自分のあやふやな物差しを信じていくしかない」と決意のコメント。ジャケット姿の遠野さんは「受賞を機に一層頑張りたい。書きかけの3作目はより面白くなると思う」と語った。 故郷、北海道浦河町に滞在中の馳さんはオンラインで「50代半ばでもらえて良かった。若くしてもらっていたら、もっと傲慢になっていたかもしれない」とスピーチ。「選評などを読んで、こんなにも気に掛けてもらっていると思い、ありがたかった」と喜んだ。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 芥川、直木賞の贈呈式 受賞者3人がスピーチ