紅白歌合戦、1951年以来初の無観客 前田NHK会長「新しいスタイルを」

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紅白歌合戦、1951年以来初の無観客 前田NHK会長「新しいスタイルを」
 NHKは10日、今年71回目を迎える大みそか恒例の紅白歌合戦について、新型コロナウイルス感染防止のため初めて無観客で行うことを発表した。当日はメイン会場の東京・渋谷のNHKホールから、観客席も駆使した新たな演出で生放送。出場歌手の歌をじっくり聴かせることを柱に、コロナ禍で沈みがちなニッポンを元気づける構成になりそうだ。
 令和2年、誰も見たことのない紅白が幕を開ける。
 NHKの前田晃伸(てるのぶ)会長(75)が定例会見の冒頭、「紅白歌合戦は今年、無観客で行います」と発表。「出演者とスタッフが密になるのを避け、演出も工夫する。新しいスタイルの紅白を楽しんでほしい」と呼びかけた。

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 紅白は1951年の第1回以来、公開生放送で実施。今回、2000人以上収容のNHKホールの客席は初めて無人となる。放送は午後7時半から午後11時45分まで。9年ぶりに正味15分短縮されるが、果たしてどんな紅白になるのか-。
 モデルケースは先月8日にNHKホールから無観客で生放送された音楽特番「ライブ・エール」。出演歌手はキラキラに電飾された客席を広く活用し、バンドやダンサーと一定距離を保ってダイナミックに聴かせる姿が目立った。
 会見に同席した紅白担当者も「演出は(そうした番組の)知見を蓄えて検討中。無観客のスペースを有効利用したい」と説明。NHKホールに隣接する広い駐車場に屋外ステージも設置予定で、華やかな演出に加え歌唱シーンをじっくり見せる内容になりそうだ。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 紅白歌合戦、1951年以来初の無観客 前田NHK会長「新しいスタイルを」