不正利用者は被害者に成り済ましてドコモ口座を開設し、預金を引き出していた。麻生氏は「(利用者の)認証方法に問題があるのではないか」と指摘し、本人確認の強化が必要と強調した。
また高市早苗総務相は会見で「非常に残念だ。被害者への対応に万全を期し、再発防止に取り組んでほしい」と述べ、ドコモと、被害が確認されたゆうちょ銀行に対し、事実関係のヒアリングを行ったと説明。「関係省庁と連携し、サイバーセキュリティーの確保に努める」と強調した。
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ドコモは10日、ドコモ口座を使った不正な預金引き出しの被害が11銀行の顧客で計66件、約1800万円に上ると発表。金融庁は資金決済法に基づき、ドコモに対し17日までに原因などを報告するよう求めている。