自民党の菅義偉総裁(71)は15日、臨時総務会に二階俊博幹事長(81)ら党四役人事を諮り、正式決定した。他に了承されたのは佐藤勉総務会長(68)、下村博文政調会長(66)、山口泰明選対委員長(71)。幹事長が指名する森山裕国対委員長(75)の続投も決まった。菅氏は党役員人事の決定を受け、16日発足の新内閣人事に向けた調整を本格化。16日の首相指名に備える。
菅氏と公明党の山口那津男代表は国会内で党首会談に臨み、連立政権樹立の合意文書に署名。新型コロナウイルス対策への注力やデジタル化推進を明記したほか、衆参両院憲法審査会の審議促進を盛り込んだ。
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自民党新四役は党本部で役員会に臨んだ後、そろって記者会見。菅氏を支える党内結束を強調した。二階氏は、早期の衆院解散論に関し「首相自身が判断することだ。解散は重大な政治問題であり、日常から十分意見を交わしたい」と述べた。