2020年日本民間放送連盟賞が17日発表され、フジテレビで放送された「ザ・ノンフィクション おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~」(昨年6月2日放送)が、テレビ教養番組で最優秀賞(番組部門)を受賞した。
また、同局が開発した「総合コンテンツ管理システムとオンラインキューシートで実現した送出ワークフロー改革」も優秀賞(技術部門)を受賞、2部門で表彰された。
「ザ・ノンフィクション」の西村陽次郎チーフプロデューサーは「熱血和尚と心に傷を抱える子供たちの11年にわたる心の交流を描いた『熱血和尚』シリーズは、これまでも国内外の賞で高い評価を受けてきたが、今回の民放連賞の受賞には特別な思いがある。1995年の開始以来、多くの受賞をしてきたが、民放連賞での“最優秀賞”は26年目を迎える番組で初。番組の“悲願”とも言えるのが民放連賞だったので本当にうれしく思います」と喜びを語った。
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総合コンテンツ管理システムで4度目の栄誉となった技術局の井村紀彦プロジェクトメンバー代表は「番組コンテンツを一括管理して効率的にマルチな出口へ送出する同システムと、放送情報の電子化を実現したオンラインキューシート。従来の放送ワークフローを抜本的に見直し刷新した。名誉ある賞を受賞できたことを光栄に思う。これからもさらなる新しい技術を研究し、貢献できるよう努めてまいります」と約束していた。
日本民間放送連盟賞は1953年に創設。部門・種目別に審査を行い、優秀な成績と認められる作品および民放の信用と権威を高めたと認められる活動を表彰する。