『半沢直樹』続編期待もＴＢＳ「今後のことは一切、考えていない」

　ＴＢＳの佐々木卓社長が９月３０日、東京・赤坂の同局で行われた定例会見で、２７日に終了したドラマ「半沢直樹」の大ヒットについて「コロナ禍の閉塞感の中、半沢が筋を通して壁を突破していく姿が痛快だったのでは」と分析。「視聴者は女性の方が多く、特に働く女性が突出していた。組織の不条理に対する思いは男女を問わないのでしょう」と語った。
　シリーズ３作目も期待されるが、同席した瀬戸口克陽編成局長は「今はキャスト、スタッフ一同、やり切ったという思いしかない。今後のことは一切、考えていない」とコメント。ビデオリサーチの関東地区調べで全１０話の平均世帯視聴率は２４・７％、最終話は令和に放送されたドラマで最高の３２・７％だった。

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