漫才トリオ「レツゴー三匹」のメンバーとして活躍したレツゴー正児(れつごー・しょうじ、本名直井正三=なおい・しょうぞう)さんが9月29日午後5時48分、肺炎のため大阪市の病院で死去した。80歳。香川県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻清川(きよかわ)さかえさん。
高校生の頃から実兄とラジオの演芸番組に出演。故横山やすしさんとの漫才コンビなどを経て、1960年代に結成した「レツゴー三匹」で活躍した。
故レツゴーじゅんさんと故レツゴー長作さんがそれぞれ「じゅんでーす」「長作でーす」と名乗った後に「三波春夫でございます」と仰々しく自己紹介し、両隣から突っ込まれるネタで人気を集めた。73年、上方漫才大賞を受賞。晩年は講演活動を仕事の中心にしていた。
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